2009年8月13日木曜日

他人事じゃない

 先日の東海沖地震で命を落とされた方の原因は数百冊の本ということだ。

…世の中、他人事とは思えない方は多いのではないだろうか。
かく言う私の部屋も、スチール本棚が2台と小さな木の本棚が1台に低めの棚を本棚にしている。

確実に1000冊近い本がある、と断言できる。

実のところ、以前に「この配置だと地震来たら本棚(と本)が机(の前に座っていると)直撃するよなぁ。」と思ったことがある。
その時点から更に本棚を増やしたとき、部屋の配置を大幅に変えて、万が一の時棚という棚が全て倒れてもどれ一つ内部の人間には致命的な被害がでないようにした。
…スペースの関係でどうしても一台倒れると机を直撃する棚があるのだが、軽い上に重い物も置いていないので痛い思いをするだけで済むはずだ。
木製なので壁に固定してしまう手だってある。
 本は凶器だ。
紙は見た目以上に重いし、ハードカバーは固い。
手を滑らせてハードカバー本を自らに落下させたことがある人は薄めの本でも(角度にもよるが)ダメージが大きい事を知っていると思われる。
起きている間なら棚からものが落ちてくる前に安全な場所へ退避するなりできるかもしれないが、眠っている間に隣の棚が崩れた場合はどうしようもない。
 そう思って、現在我が棲家の本棚は、何かあった場合通路は塞いでも眠っている住人には決して棚も本も落下しない位置にある。

 …通路を塞いでしまうのも相当問題がある気はするので、今度はそちらをなんとかしなくてはいけないわけだが。

本に囲まれて暮らす至福の空間が災いと化した不幸な今回の事例。
亡くなられた方に心からご冥福をお祈り申し上げます。




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