2014年11月17日月曜日

鞄を背負わなくなって反省した

通勤等、移動時に鞄を背負わなくなって暫く経つんですが、なぜ車内マナー広告等で色々言われるのか実感するようになりました。
と、同時に嘗ての自分はこういう迷惑を周囲に撒き散らしていたのかと、反省と同時に穴を掘って埋まりたくなります。

ケース1.リュック等背中に背負うものの場合
背中ということは胴体にくっついている訳でして、胴体…特に肩ってのは大抵は人体で一番太いとこなんです。その太いところにやっぱり子供の胴体くらいある荷物がくっついてりゃそれだけで2人分の幅を取ってるってことに。すっかすかの場所ならまだしも公共交通機関の通路幅はだいたい2人分程度。しかし、背荷物を背負ったままの人が一人いるだけで通路は塞がるんです。
…これが、人とすれ違うときに通路を譲る習慣がある人ですと、座席側に上体を倒して人が通れるように避けているんですが、全く動かず荷物に人が引っ掛かると自分が通路を塞いでいるのに引っ掛かった人が悪いと言わんばかりの態度になる人も居ます。 今まで見てきた限りでは、老若男女問わずに。
ケース2.肩掛け鞄の場合
肩掛け鞄の場合、背負うものに比べ大小さまざまなので、ここではB5サイズ以上、つまり体の横に置いて半分以上はみ出しサイズに限ろうと思います。
この鞄もやっぱり通行の邪魔になるんです。
肩掛けの場合、まっすぐ持っていても胴体しかも一番幅の広い肩のすぐ下に体の正面と背後に向かって体半分~一体分外側に出てるんですが、肩からずり落ちないように持ち手を押さえると高確率で背面側の飛び出しの方が大きくなります。公共交通機関の吊革は進行方向に平行に立って使うことが想定されているそうですが、稀に想定通りの使い方を見かけますがまぁ、大体は進行方向に垂直に立っています。ということは、鞄の飛び出しも進行方向に対して垂直。つまり、通路に垂直に出てるってことです。
当然ですが、すれ違い時に引っ掛かるわけで、やっぱり交差時に鞄を自分の正面側に避ける人と脇にがっちり挟んだまま頑として避けない人が居ます。…通行の人が引っ掛かったらさらに後ろに寄せて持ち直しすのも見たことがあります、流石に一人しかありませんが。
こちらも、どちらの行動を取るかは老若男女問わないようで。
どちらのケースも、共通しているのは人体の太いところに荷物があって一人が占有する空間が広くなっているってことだと思います。
手にぶら下げて持てば荷物の位置は腿の半分より下、人体の細いところになります。どちらがより占有空間面積が小さいかは一目瞭然です。
すっかすかの公共交通機関だって乗降時にすれ違いが全く発生しないことはなく、常日頃から周囲に気を配るのは他人に迷惑をかけないようにする、というのも勿論なのですが、このご時世ですから要らぬトラブルに発展しないよう事故防衛として自分の行動を省みるのは大事と思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿