2005年9月28日水曜日

キャラクターに関する考察

たまにはTRPGサイトらしい話題にも触れてみる。
え?他にそれらしい場所はないのか?
コンテンツにするほど続かないだろうからこっちに書くのさ。



さて。
キャラクターの背景とはなんだろう。
どこで生まれたとか、どんな風に育っただとか、どんな考え方をするだとか。
要は数値とは関係のないデータの部分のことだろう。
GURPSの様にがっちりとPCの枠組みを固めてしまうシステムは別として。
ランダムダイスでキャラクターを作成するシステムの場合、この数値のない部分、つまるところゲーム的に有利にも不利にもならない部分というのは、プレイヤーの裁量に任されている。
この、プレイヤーの裁量というのが厄介な代物で、決して好き勝手やってよいという意味ではないのに注意しなければいけない。
というのは、このゲーム的に有利にも不利にもならない”キャラクターの背景”というのは、固定メンバーならばGMにも介入する権利がある。
シナリオの都合だとか、話の背景と絡めるため、とか。そういったもののために「これこれこうしてくれ。」と言われる事がある。
もっとも、あくまでも介入しても良いよ、ということであってGMが好き勝手していいという意味でもないのだが。
つまるところ、固定メンバーの場合にはGMとPLでキャラクターの”数値で表現されていない部分”に関しては擦り合わせろ、ということだ。



 では、フリーセッション形式ならばどうだろう。



フリーセッション形式ならば、それこそPLには擦り合わせる相手、つまるところGMが居ないように見える。
本当に居ないのだろうか?
答えは、否。
フリーセッション形式の場合にはキャラクターの数値外の部分に関しては、他のPLと擦り合わせる必要があると私は思う。
何もいちいちお伺いを立てろ、と言っている訳ではない。
ただ、他のプレイヤーを不快、不愉快にするようなキャラクターは作るなと言っているのだ。
簡単な事、単純な事だと思う。
TRPGは大人の遊びだ。
例え携わっているのが学生だろうがなんだろうが、精神的に”大人”でなければ軋轢を起こす。



他の人を不快、不愉快にして 自分だけが楽しければ良い。
そんな姿勢(の様に見える)ひとがたまに居るが。
会話と対話を主にして進めて行く遊びの場においてそういうのはただの迷惑でしかない。


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