通勤中に音楽をなにかしら聞いているのですが、イヤホンのケーブルがぷらぷらするのが嫌でBluetoothに変えてしばし。
BT対応の再生機がスマホしかないので、スマホに音楽を入れて歩いていたのですが『スマホは通信機で音楽再生機じゃない』と良くわからない拘りの内なる声が聞こえるので耐えかねて(それでも半年以上がんばった)BT出力対応のデジタルオーディオプレイヤーを買うことに。
…といっても、現行機種でBT対応しているのはAppleとSonyの二社だけ。
Appleは信条上の理由で買う気がないので真っ先に却下してしまうと残りはSonyなのですが…どうもレビューを見る限り”悪くはないが値段値の音ではない”やら”昔の方が音が良かった”やら現行機のBT音声の評判は芳しいとは言いがたいようで。
Sonyは一度BTを積んだあと一回廃止してもう一度積み直したらしく、以前のと現在とではBTの中身が違うそうで、その辺りが「昔の方が良かった」に繋がっているようなんですが…今現在買おうってのに昔の方が…と言われても。
そんな評判なのでなんとなく買う気になれず、じゃあどうしよう、と次善にしたのが、製造は中止されているがまだ市場に流通しているものを探すこと。
大手量販店では扱いが終わっていても通販を利用すれば手に入る、そんな品を探した結果がKENWOODのMG-G608。2011年に製造は終わっているのですがまだ若干数の新品が市場にありました。
肝心の音の評判も否定的なものはなく、まぁこれなら良かろう、と。KENWOODのプレーヤーはBT非対応のものは持っているので使い勝手もなんとなくわかります。
形は変わっていないようなので、取り違えないように色の違うものを手配して、待つことしばし。
週末に届いたので早速お試しでBTを繋いで音を聞いた感想は
「音、大きくね…?」
繋いでる受信機(AT-PHA05BT)側の問題なのかもしれませんが、ボリュームを一番小さくしても、スマホで聞いていた頃より音がかなり大きい…。あまり音を大きくすると周囲の音が聞こえなくなるのでほどほどの音量が良いのですが…。
肝心の音はといえば、今まで聞き取りにくいな、と思っていた辺りの音域も聞こえるのは流石本物のオーディオプレーヤー、というところでしょうか。
他の機械に比べてどうかは比べるものを持っていないので比較のしようはありませんが、及第点を付けてよい買い物だったと思います。