2010年3月26日金曜日

2010年3月25日木曜日

『アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ』 読了

 読み終わった第一の感想。
ギリシアの技術力、すごいよ。
 …いや、今現在じゃないですけど。

ヘレニズム期、知の分野でヨーロッパ最高だったのはギリシアだ、と断言して良いと思っている。
今までギリシアというのは数学もその他の自然科学も哲学よりで、建築物は美術品よりであり、現代でいうところの「技術分野」は発達していなかったと思っていた。

 ところが、どうだ。
アンティキテラの機械、と呼ばれるわずか20cmにも満たない青銅製の道具は確認されているだけで30からなる精巧な歯車から構成されており、太陽・月・そして惑星の位置を日付ごとに再現できるどころか日食・月食まで計算できたというではないか。
手回し式であるため時を刻みはしないが…つまり、天球儀だ。

 精巧な歯車はルネッサンス期のヨーロッパが起源だと言われていたものを覆し、歴史を1000年遡らせた。
今現在でもこの小さな機械はアテネの博物館に展示されているそうだ。
 …たぶん、私は実物をみても感慨はないだろうが、復元模型が寄贈される予定だとあったので、そちらには興味がある。
どう動くのか、見てみたいではないか。

 紀元前のギリシアでは知(と美)が重要視されていた、というイメージはこの本を読んだ後でも変わっていない。
ただ、そこに、彼らにとって技術とは高度な知性(たとえば…神)の領域へ近づくための手段であったのだ、という認識が加わった。
他者より優位に立つための、知のプレゼンテーションとしての技術。
彼らにとっては実用品ではなかったかもしれないが、現代からすれば天球儀は実用品だ。

 ヘレニズム時代に作られた青銅製品は後世ほとんどが鋳溶かされてしまったという。
アンティキテラの機械も小さいが青銅製のため、陸にあればその運命を辿っただろう。
 だが、幸いにもー当時その船に乗っていた人には不幸でしかないがーこの小さな機械は船とともに海底に沈んでいた。
その沈没船から、ろくに発達していない黎明期の潜水具だけを頼りに海綿漁師が引き揚げたのだ…祖国の栄光のために。
 この小さな機械は、古代ギリシアは知だけではなく技術力も当時の世界最高峰であったことを示しているように思える。
そこで最初にあげた感想に続くのだ。

 ギリシアの技術力、すごいよ。


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2010年3月21日日曜日

TRPGネタのために

 TRPGのネタに夢をメモっとくのは夢を全く覚えていないからできない…と言ったら「夢日記をつけるといい。」とアドバイスを貰ったので早速実行。
夢を見なかった、も書いておくと夢を思い出す習慣がつくという話なのでその通りにしているのですが…。

 どうやら、自分、夢を覚えていないのは朝半分覚醒したような状態が続いている時間が長いせいらしい。

目が覚めた…と自覚する前にどうも半分だけ覚醒したような夢現の状態が続くせいで、どこまでが夢でどこまでが違うのかが判別できなくなっているようです。
しかも、その半覚醒の間に夢の記憶は彼方へ…。

…ということで、この3日ほどは「夢を見ていたような気がするが、内容は覚えていない。」という記載が続いております。

2010年3月20日土曜日

インクを探しに行った先で

 ついでなので、ネタ帳にリングノートの束を購入することに。
その店はレジカウンター=高い筆記具の棚なので、万年筆とかインクも全部そこにある。
セーラーの季節シリーズは見あたらず…残念。
 だが、パイロットの色しずくシリーズが全部一本ずつあった。
やっぱり、この店侮れないぜ…。

 棚にガラスペンが見あたらなかったので、ノートの会計時に聞いてみる。
Q:「ガラスペンは置いてませんか?」
A:「『今は』扱っていないですね。」


…。
昔はあったのかなぁ!!


 結局、ドイツ製とイタリア製のガラスペン1本ずつ買って帰ってきました。
行きはまったく声がかからなかったのですが、店の袋さげた帰り道はセールスの声がかかる、かかる(笑
そうだよなぁ、事務用品屋じゃないと使わない袋に入った買い物小脇に抱えてたら地元人率たかいが、北一の袋は観光客率高いものな。


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北一プラザに行くとちゅう…


えーと。
いや。私は大好きですけどね?

いつから大人気に…



よく考えればここ、北一プラザと同じ経営なんですよね。
プラザドイツで美術館はイタリア。

商売うまいな!(笑

2010年3月19日金曜日

No title

 いやぁ…ボリュームがあった。
文庫だと思って侮ってかかったのだが、1/4も読み進めない内に認識を改めることになった。

 この本は「今宇宙にある原子は何故存在するか?」についての本。
太陽が核融合で光を発していることについては様々な本に記載があるが、核融合とは?トンネル効果って?そもそもなぜ核融合してると分かったの?ということまで記載が及んでいる宇宙関連の書籍ははじめて手にしたと思う。
 扱われている範囲は天文学のみならず量子論、核物理学、etc..と少しづつではあるが多岐にわたっている。
誰が、いつ、どの分野で原子の由来についてどんな考察をしたのか?
非常に分かりやすくまとまっていると思う。
 今回の一番の収穫はホイルの業績について知ることができたことだろうか。
宇宙関係のほかの本では彼が宇宙物理学の巨人であり、そして定常宇宙説の先陣をきっていた人物であることは記載があるのだが、なぜ彼が宇宙物理学の巨人なのかについては記載がされていないことが多い。
(ガモフの論敵、とかビッグ・バンの名付け親とかしか言及されないことも多い)

 彼は、すごい。
誰もが嫌う人間原理を大上段にかまえた予測をぶちたてて、そして成功したただ一人の人物であることよりも、宗教の臭いが常につきまとう人間原理を彼は宗教的に見ていないということが。
ほとんどの科学者が逃げだ、として嫌う人間原理を根拠とした予測をひっさげて研究所におもむき、自分の名声を地に落とすことを覚悟の上で実験を要求したことが。
 そして、自らの主張にとどめを刺すかもしれない論文に対して「理論上正しい」と援護する行動をとれることが。

著者がホイルのファンだからかもしれないが、この本に出てくるホイルは非常に人間くさくて魅力的だ。
彼が先陣にたっていた定常宇宙説はいまは退けられてしまっているが、彼が原子のゆりかごは星の中にあるはずだ、という考えのもとに突き進んだおかげで重元素がなぜ存在するのかが現時点でわかっている。
 彼が予測しなくともいつかは誰かがたどり着いただろうが…。

この本はまさにタイトルの通り、今現在生命が存在しているのはすべて死んだ星星の破片の恩恵である…という内容だ。
科学本ではあるが、十分に娯楽要素があると思う。


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導入を予定したかった(BlogPet)

迷犬と、導入を予定したかった。

*このエントリは、ブログペットの「小太郎」が書きました。

2010年3月18日木曜日

お待ちかねの『シノビガミ』参

 TwitterのTLを更新したら,ついに発売日が決まったらしい…という情報が流れていたので帰宅後即Am○zonをチェック。

 噂通り,こんかいはるつぼさんですか…。

忍者と軍人をこよなく愛するPLたる私はもちろん!『シノビガミ』シリーズは買っていまして。
今回の参も正座しながら指をくわえてまっていたわけです。

 前回、弐の購入タイミングが微妙に発売時期からズレてしまったので今回は…今月末発注分に入れますよ!

No title

 北一プラザで輸入品のガラスペンを扱っているらしいので、土曜にでも行ってこようと計画中。
移動はバスが基本なのだが、北一プラザは堺町でも中心部に近い場所にあるので駅から歩いてもたいした距離ではない。

 と、ここで気になったのが、セーラーの色織々。
春色はまぁ、まだまだ手にはいるのだが、冬色の人気色は売り切れてしまっている。
あるとすれば店頭在庫なのだが、隣の百万都市のめぼしいところ−というか私が知っている事務用品屋では売り切れていた。
 とすればはるかに人口の少ない我が棲家な町のほうが可能性はある…と言いたいところなのだが、そもそもそんな専門的に事務用品を扱っている店は……

 あるよ、1件だけ。

 もともと、我が棲家な町はそれはそれは栄えていたのだが今は見る影もない。
だが栄えていた頃の名残というか。
なぜこの規模の町でこんな品ぞろえ?と言いたくなる店がたまにある。
 そして、その事務用品屋もしんな店の一つ。
立地は商業街のど真ん中。
営業は月〜土の……確か7:30だか8:00だかから18:00までだったはず。
日曜祝日は休み、という明らかに個人客は相手にしていない営業時間。
小売店…に見えるのだが、実際は問屋でもあるらしい。
店は入ると小さい、普通の事務用品屋にみえるが…カウンターの裏が倉庫になっているので、置いておいても売れない物は奥にある。
実際、全版の紙扱ってるの画材屋以外じゃそこだけじゃなかろうか。<市内

 そんな店なので…万年筆とか、ボールペンとか…舶来物も扱ってたりする。
そう、万年筆があるのだから、インクだってあるだろう!

 …ということで、淡い期待が発生。
実はその店にはあまり近づかないように気をつけているのだが…いや、店が原因じゃないですよ?
 気が付くと散財がすごいから近づかないようにしてるんです。
あそこは危険だ…。

だが、今回ばかりは捜し物があることだし、行っても良いだろう。
目的以外の物を買わないように気をつける必要はあるが…。


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2010年3月17日水曜日

思い立って

ただ今改装中です。
まだファイルはUPしていないのでリンク切れなどは発生していないですが…。

大きくは変わりませんが、階層をちまちまといじる予定。

2010年3月15日月曜日

No title

 コミックホラーと化していた気がしなくもないですが、土曜日にCoCキーパーをやってきました。

 いきなり、もう一卓側のマスターが「CoCやりたい!」と言いだしPL5人になるアクシデントがありましたが…
…おかしいな、PLが少なかったらそちらに吸収してもらおうと思ってルルブ持って行ったのに。

 ネタはお馴染みのダゴンさん。
時代を1925年に設定しての話でした。

 いつものことですが、私はNPCを小道具の1個としか見ていませんので必要最低限の情報しか設定しません。
今回に至っては…肩書きと住居の事しか決めていませんでした。
ええ。

 名前もついていませんでしたよ?

 名前は決めない方が便利なこともありますし、NPCの名前など重要になるのは稀なんですよ。
今回も導入が難しそうなPCに「おじさんは要りませんか。」と提案したらフルネームが決まりましたしね!

 まぁ、流れはよくある、考古学者がなにか見つけた!→失踪した!→調査した!→酷い目にあった!→嫌なものみた!
のパターン。
王道が、一番良いんですよ。PLさんも(あ、このパターンはこうなるな!)と読んだ上で色々動けるってものじゃないですか。

 それにしても、あれです。
 ここまで嬉々としてフラグ立てるPL(複数)は見たことありませんでしたよ…。

初キーパーでしたので、作りが甘かったなー、とか反省中。
もう少しガンガン正気度削れるような話にすれば良かったか、と…
 しかし、正気度が音を立てて段階的に削れてく話は…構成が……。
調べ物の過程で……(考え中)


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2010年3月13日土曜日

CoCのキーパー



 サークルの定例会でCoCのキーパーをすることになりました。
というか、この記事が表示される頃には真っ最中のはずです。

 流石に今回は初システム初プレイ初GMではないだけまだマシなのですが,なにせ初めて。
時間読みもできていませんし、どの位シナリオに奥行きを持たせればいいのかもさっぱりです。
とはいえ、もともとがそんなにシナリオは作り込む方ではなくて、ちりばめる小道具とポイントだけを作っておいてあとは点と点を繋ぎながらまわしていくのが私のスタイルなのですが…。

上に張ったのは今回のシナリオに使った参考資料。(03/10時点)
もう少し、資料欲しいなぁ…

 今回のシナリオを作りながら思い出したのですが、ずいぶん昔に「暗黒神ダゴン」という本を純然たるダゴン信仰を題材にした小説だと思って買ったことがあります。
 読み進めるほどに「あれ?なんか違う???」と思い、最後の最後まで釈然としない思いをしながら読み進め…そして手放したのですが、最近クトゥルフ−クトゥルー−ク・リトル・リトル関連の本を集めている過程でダゴンはダゴンでもラブクラフトのダゴンだということを知りました。

 全然違ったような気がするのですが…

当時はすでに創元の全集1〜6巻を読んだ後でしたので、ラブクラフトのダゴンを知らなかったから…ということはありません。
 とはいえ、思っていたものと違うものが背景だったために釈然としない思いで読んでいたわけですから、そう考えると当時は惜しいことをしたのかなぁ、と思っています。

…なんでこんな話かというと、シナリオのネタは『ダガン神』だからだったり。
どうやら『ダガン神』はけっこう古くまで遡れるっぽいのですが…古くまでさかのぼると…いい資料ないかなぁ!(今言うな)

2010年3月12日金曜日

『魔道書ネクロノミコン』読了(BlogPet)

迷犬の「『魔道書ネクロノミコン』読了」のまねしてかいてみるね

いやぁ、という人にまみれな意味でネタまみれなクトゥルフファンには…「あれ、これっておかしくね?」とはどうだ、それもまた微妙な意味でネタまみれなクトゥルフファンにおかしいことが書いているので、とは…「これは違う!」「これは違う!」「これは文脈あってる」と。
この本ですね。

*このエントリは、ブログペットの「小太郎」が書きました。

2010年3月11日木曜日

『魔道書ネクロノミコン』読了

 いやぁ、いろいろな意味でネタにまみれた本ですね。
内容はネタまみれなんですが、TRPGのネタに使えるような物は正直全くと言っていいほど無い、そんな本です。

 純粋に読み物として考えたときはどうだ、となると。
うぅん、それもまた微妙な感じ。
この本はあくまでも「ラブクラフトの『ネクロノミコン』は実在の書物だった!…としたら、こんな感じに証拠があつまるんじゃない?」という方向で証拠を”創造”してみたり、架空の人物の論文を”発掘”してみたり、実在の人物の文をもとの文意とはかけ離れた文脈で引用したりしている本です。

 楽しみ方としては…「あれ、これっておかしくね?」と思うところに翻訳家の注釈が入っているので明らかにおかしいことがわかるので、「これは違う!」「これは文脈あってる」と切り分けながら読み進めて、当たっていたら喜ぶ、というところでしょうか。

 ラブクラフト至上なクトゥルフファンにはお勧めできないものですが、とりあえず沢山文字が書いてあれば満足、という人には良いでしょう。
なにせ、私自身が後者なので。


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No title

 1日の時間が延びたらきっと労働時間が増えるだろうから時間は足りないけれども1日の長さは延びて欲しくないと思う今日この頃。
…そうは言っても実際にはじりじり延びてた気がしますけど。

 シナリオ作成時のメモに…と紙を探したらPC紙の他は半紙位しか出てこなかった、という有様だったのでメモ書き用の紙を調達。
どうせなら罫線付が良い、と探したのですがA5より小さな物が見つからず。
とりあえず買ってきましたが、用途的にはB6かA6が適しているので今回は使わないでしょう。
…まぁ、あれば何かしら役に立つと信じよう。

 PC紙ではない紙を捜索した結果、手で文字を書く機会が減ってからいかに紙類を調達していなかったかが判明。

 なにせ、まっとうな便せんすら出てこない。

よく分からない絵柄がついたのはぽろぽろ出てきましたが…記憶が確かなら10年以上前に購入したアレなものばかり。
 あの頃は、若かった…

そして、ノートのストックも無いことが判明。
私はオンラインでもTRPGのシナリオは紙ベースで作るので何かしら使ってはいるのですが、慣れたシステムの場合メモだけで済むので(特にオンラインは)1頁に2〜3本を一緒に書いていたりするので当分は次を使う心配がなかったのですが…。

 ガラスペンとかインクとか買っちゃったのでがりがり書きたいのですよ。

使えるかどうか分からないネタも。
いつかやりたいネタも。

紙に残しておけばいつか日の目を!
…と思うと、予備のノートも買わなきゃな、と。
思うのですが、何か罠にはまってる感がすごくするのは何故でしょう…。


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2010年3月10日水曜日

はて、インクをいろいろ注文したはずなんだが

ボトルインク、さんざ青系だの緑系だの注文したんですが…。

黒系が1本もないということに気付きました。

強いて言うなら『冬将軍』が黒系なのでしょうけど、これはどちらかというと白系。
かすかにカートリッジが黒だからいいかぁとか思った記憶が…。


とりあえず、次買うときは黒系を1本入れようと思いました(まる)

2010年3月9日火曜日

そしてプリンターのインクを買うはずが

プリンター用のインクを注文するだけのはずがカランダッシュのインクのストームサンセットを注文しちゃってるわけですよ。

………さぁ、何書くんだろうな!自分!!

2010年3月8日月曜日

No title


 以前から、自分は文房具スキーの気がある、というのは自覚していたのですが。
しかも文房具の中でも筆記具が好きだ!というのも自覚はあったのですが…。

先日、ガラスペンを入手した辺りからなんか加速している気がします。

 ガラスペンがあるんだから、インクがいるよね!ということでまず買ってしまったのがパイロットの『色彩雫』シリーズの【冬将軍】
もともと私は青みがかったグレーという色が好きなので,常用インクとして…。

 この時はまだ、コンバータを買う気はなかったんですが。

いや、なんとかしてガラスペンを持ち歩く方法はないものかといろいろ考えた結果やめとけという結論に達したので、ならば常用インクなら万年筆に入れないと!!…と3月になってから思い立っちゃったわけなんですよ。

 なにやってんだ、自分。


 万年筆は3本ほど持っているのですが,携帯に向いているのは…たぶん←のでしょう。
これはもともとがカートリッジ式なのでコンバータをつけると…、まぁ、良い感じですね!

今手帳にはセーラーのリクルートペンを刺しているのですが…あれはあれで使いやすいのですがキャップ式なので…外しっぱなしだとペン先が乾くのですよね。
その点、この『キャップレス』はペン先が収納できるの乾く心配はありません。
ないんですけど。
見た目よりちょっと重いという欠点があります。
…まぁ、器械入ってますからね。

実はもう一本パイロットを持っているのですが、イマイチ型番がわからないのですよね。
それはそれで使いやすいのでカートリッジインクで使っているのですが。

 紫を選んだ理由は自分でもよくわかりません。

きっとこれもインク無くなったらコンバータ買うんだ!とか言うんだろうな…。
…いっそインクの数だけ買うのがいいのかもしれない。

なーんて考えていたら気がついたら色織々の春色を2本ほど注文してしまっていました。
まぁ、どちらもボトルでは持っていない系統の色なんですけど。
…。
……。

いっぱい文字かかなきゃ!!

2010年3月7日日曜日

No title

タスクメモに書いてあることの実行。
> ・「システムにみる戦闘の位置づけ」についての記事を書く

タイトルがいきなり記事の方向性を示していますが、気にしない。

 最初に私の立場を宣言してしまうと「戦闘になったときに自分以外の人たちが楽しそうにしているのを眺めているのが楽しい」人です。
自分は戦闘に参加していてもいいし、参加していなくてもいいのです。
言いきってしまうなら、戦闘で盾(防御)役をやるのはダルイだけだし、ダメージディーラー(撃破)役をやるのはスキルの組み合わせを考えなければいけない時を除けばやはり同様。
ヒール(回復)役は周囲のHPに目を配って自分の役目がくる瞬間を眈々と狙っている間が楽しくて、CC(戦場支配)役は楽しそうだけれども能力が追いつかない、そんな奴です。

 戦闘で前面に立って活躍することに全く興味が持てないのですよ。

とはいえ、大方のTRPG者やシステムにとって戦闘が一番の花なのは間違いがないところで。
ということで、今まで自分が触れたことのあるシステムと、そのシステムにおける戦闘の位置づけを考えてみようと思うのです。



ソードワールド
システム雑感:
 英雄候補になってミッション(クエスト)をこなしてLvあっぷ!
戦闘の位置付:
 戦闘オプションなどそれなりに”戦闘を面白くする”ルールはあるのだが、経験点の配分でいうとミッション経験点100の戦闘経験点が1位。
 比重が非常に低いので言いきってしまうと「戦わなくてもLvは上がる」
 これがH&Sに向いたシステムなのにシティアドベンチャーが遊ばれる理由であって、このシステムにおいて戦闘は「戦っても戦わなくてもいい」「無駄な戦闘は避ける」という位置にあると感じる。
総括:
 ソードワールドというシステムにおいて戦闘は必須要素ではない。
 好き好んで「戦闘!戦闘!」と叫ぶようなものではなく、「頭を使えば避けられる」「頭を使えば戦闘開始前に買ってる」状況を作るのが良いのではないだろうか。
 ゆえに、私はソードワールドにおいて予定調和で戦闘があるとがっかりする。

GURPS
システム雑感:
 キャラクター設計図を作って設計図通りに演じるシステム
戦闘の位置付:
 そのキャラクターが何を目的として作られているかによる。
 マーシャルアーツを使うんだ!という目的で作られているなら戦闘は主目的だし,シティアドベンチャーで遊ぶんだ!というなら戦闘は派生要素だろう。
総括:
 汎用システムを謳うだけあって、上級戦闘ルールを使えばかなり細かいことまでできるが参加者の動意が必要だろう。
 なにせ処理が煩雑になる。
 GURPSは背景世界を独自に持たないシステムなので「何をしたいか」によって戦闘の位置付けは大きく違うだろう。
 個人的にはGURPSの戦闘は処理が煩雑なので3Rで終わる程度の戦闘までしかPLとしてはやりたくない。
 …GMの時はなんとかして3R以内に終わるように組み立てる。

Dangeons&Dragons
システム雑感:
 昔は「ダンジョン潜ってお宝見つけてモンスターぶちのめしてLvあっぷ!」という単純極まりないシステムだったが、今の4eはクエスト経験点なども導入されて様変わりしているようだ。
戦闘の位置付:
 基本的にD&Dは「なんかすっごい冒険する!」というシステムなので迫りくる危機の一つとして戦闘があるだろう。
 あるいは危機を防ぐために障害要素の排除として戦闘があるだろう。
 なにかしら戦闘を要求するシステムと思われる。
総括:
 戦闘のないD&Dを想像できない人は多いのではないだろうか。
 すくなくとも私は戦闘のないD&Dは想像できない。
 その位、戦闘と結びついているシステムなのだから…できるだけ自分にあった役どころを見つけたいところだ。
 遊ぶ機会がないんだけどな!!

天羅シリーズ
システム雑感:
 「すんごい強いキャラクターがド派手な戦闘を繰り広げてカッコよく死ぬ!」システム
戦闘の位置付:
 雑感の通り、システム自体が「派手な戦闘」を要求している。
 ルールブックを読むと「GMは3回位PCを殺すつもりで戦闘を組め」と書いてある位なので推して知るべし。
総括:
 とにかく「派手な戦闘」が要求されているシステムで戦闘がないのは嘘だろう。
 このシステムを選択した時点で「派手な戦闘」は約束されているのだから。
 PLとして参加することはまずないと思うが「自分以外の参加者が戦闘で活躍する」のを眺めているのが好きな身としてはGMという立場はアリ。

シノビガミ
システム雑感:
 僕の作ったカッコイイ忍者!になって戦うシステム。
 そもそも「現代忍術バトル」と銘が打たれているのだから。
戦闘の位置付:
 PvPもできる(がメインという説もある)システムなのだから、戦闘は必須要素。
 「どういう戦闘をするか」「何のために戦うか」という目的を設定してやることが大事だろう。
総括:
 「自分以外の参加者が戦闘で活躍するのを眺める」のが好きな身としてはPLの立場は苦手なシステムと言っていい。
 協調型ならなんとかなるが、対立型はまずだめだろう。
 どちらかといえばGM側に回るのが吉。
 忍者をこよなく愛する身としてはこのシステムで遊ばないという選択肢はないのでGMだけしているのが幸せかもしれない。

Call of Cthulhu
システム雑感:
 PLが自分のPCがひどい目に会うのを見て指さして愉しむシステム。
 PCが出会う現象の数々は「人知の及ばない」「想像を絶する」ものが多く、「正気のまま対峙などできない」
 つまるところ、自分のPCをひどい目にあわせてニヤニヤするのが目的だ(断言)
戦闘の位置付:
 雑感でも書いているが相手は「人知の及ばない」「想像を絶する」「正気では対峙できない」相手だ。
 そんなもの、戦闘になった時点で負けだろう。
総括:
 CoCでは戦って勝てる程度の相手は大したことがない。
 勝てないような相手はGMが「さぁ、戦闘だ。」と言った瞬間からどうやって逃げるかが主眼になるだろう。
 この手のシステムはGMよりもPLで参加したい。
 なぜなら、「戦闘で活躍する」というのは「食われている間に仲間が逃げる」に限りなく等しいからだ。

2010年3月5日金曜日

システム(BlogPet)

きょうはべあべあはシステムも翻訳されたみたい…

*このエントリは、ブログペットの「小太郎」が書きました。

2010年3月4日木曜日

タスクメモ

備忘録
・日曜日の『シノビガミ』の告知出す
・日曜日の『天羅WAR』の準備する
・CoCのシナリオつめる
・「システムにみる戦闘の位置づけ」についての記事を書く
・3月分の『百鬼夜翔』の日程調整する

えーと、あとはないか?

以下は余裕があれば
・『魔道書ネクロノミコン』でひかれている本について調べる
 →非実在が混じっていると思われるので切り分けから
・タイスンの本が翻訳されてるらしいので手配
・マッケンの本をもう2?3冊手配