2022年5月7日土曜日

連休を堪能しに

 せっかくの連休なので1日位は体力使い果たしたって良いだろう!ってことで。オープンしてから1回もいかないうちに規模が大きくなった芸術村に行ってきました。


 場所がよくわかっていないので、まずは迷わず行ける似鳥美術館。ここは1F部分だけは写真撮影可能です。フラッシュと動画がだめなのはどこも共通。美しい近代というか現代というか1900年代作家のステンドグラスがお出迎えです。作風がよくみるものとは違って、光に奥行きがある感じ。

地下1階から4階まである建物を上から順に降りてって鑑賞する順路が設定されていて、日本画、洋画、彫像、、とさまざまなジャンルでやっぱり近代の作品を鑑賞して、有名な作家のでもやっぱ好き嫌いあるなぁぁ、と眺めてきました。うまいと思うし美しいと思うけど好きじゃない、ってあるんですよね……。

 お次はすぐ隣(といっても隣接してるわけではない)旧三井住友銀行。こちらは建築物自体がメインの展示です。

 


企画展で版画の展示をしていましたが、本体は銀行自体の展示です。歴史建造物に興味がなければ面白みはないかもしれません。私は貸金庫室でテンションぶち上がりましたが。

近くにあるはずだけど、どこだよ!!とすぐ近くの入口を見つけられずに危うく通過しかけたのがステンドグラス美術館。本当に教会に飾られていたステンドグラスを展示している場所です。


こちらの美術館にあるステンドグラスは馴染みある作風。光が平面的です。一応手法を用いて奥行きの表現はあるんですが、光が平面的。ただ、神々しさはどっち?と言われると不思議なことにこちらのほうが私はより感じました。一回自分の神性に関する考え方は突き詰めといたほうが良いかもしれん。

そしてラストはつい最近オープンしたという西洋美術館。

西洋って名前がついているだけあって、アール・デコとアール・ヌーヴォーをたっぷり浴びられます。


様式ごとの家具をまとめて部屋風に見立てた展示なんかもあるので、資料になりそうーーー絵描かないけどーーー、と思いつつシャッターをばしばし切ってきました。マイセンの陶板チェストとか、装飾以外のなににつかったんだろう……

 どの美術館も規模自体はそんな大きくないので4館共通券でこの値段って……とチケット買うときは割高に思いましたが、ぐるっと回って濃厚な美を浴びたあとでは(これはメンタルに効くのでお得なのでは??)と考えが変わったので個人的には良い出費でした。ええ。所要時間は3時間半ほど。興味のほどで増減あり、というとこでしょうか。

いい、時間の使い方をしたと自負しています。

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