2010年1月27日水曜日

『宇宙を復号する』読了

 いや、宇宙物理学の本だとおもって買ったんですけどね?
違いました。

「量子情報理論」とかいうものの本だそうです。

量子情報理論って何よ!?というのは全編通して読んでも良く分からなかったのですけど、つまることころ「世の中を支配しているのは情報による法則だ!」ということを言いたいらしいです。

 情報からみた波動関数の収束についての解説だけは分かりやすかったですけど。

どうやら、量子論と相対性理論を統合するいわゆる「統一理論」の一つとして名乗りを上げている理論らしい…のですが,どうも実態が見えません。
数式の一本も出てきていない超ひも理論よりは実態が見えてますけど。

どこまでいっても「良く分からなかった」というのが感想なんですが,面白いかつまらないかと聞かれれば面白い本です。
量子情報理論についてはサッパリわかりませんが,相対性理論と量子論の問題点,相対性理論と量子論のどこが衝突するのか,あるいは最新の宇宙論についての動向なんかは良く分かります。

…。

一番のメインはサッパリ理解できないけれども,それを取り巻くあれこれについてはかなり分かりやすい本です。


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