2008年10月24日金曜日

音楽的嗜好

趣味に『音楽鑑賞』とどの書類にでも書く私ですが、「どのジャンルが好きですか?」という質問が一番困る。
どんなジャンルだろうと気に入れば聞くし、気に入らなければ聞かないからだ。
 なので、クラシックだろうと雅楽だろうとJazzだろうと本当に何でも良い。
演歌も歌詞と曲が気に入れば聞く。
J-POPと呼ばれるジャンルは正直良くわからないが…(歌詞が聞き取れないことが多いので甲乙つける以前の問題の気がする)

 とはいえ、「誰が好きですか?」という質問ならば一応答えられる。
現在のところ、一番はグレン・グールドというピアニストだ。

…なのだが。

実のところ私はこのグールドなる人物を「コンサート・ドロップアウトしたピアニストで既に鬼籍にある人」という程度にしか知らない。
出会いはWEB上で公開されている掌編だった。
その掌編の内容自体はさして琴線に触れはしなかったのだが、本文中にあった「グレン・グールド」というピアニストの名前と「ゴールドベルグ変奏曲」という曲名の二つに興味を覚えた。
30年ほど間を置いてアナログとデジタルと2回録音されているそれが、50年代のものと80年代のものとで同一人物のものなのに全く違う…そんなくだりだったか。それが非常に気になった。

 年月で曲に対する解釈が変わったのだろうか?

そんな些細な興味で2種類のゴールドベルグ変奏曲を入手。
確かに、違う。全くというほどではないが、確かに違う。

 そして両方とも、私の好みの弾き方だった。

以来、機会を見ては1枚ずつCDを増やして行っている。
買い始めて2年位経ってからどの位出ているのか?と調べたら結構な量があってびっくりしたりもした。

 なんで改めてこんなことを書いてるかというと…。
この記事に触発されたからなんだが。

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