結論から言えば、まぁ当たり前のところに落ち着いてると思う。
存在の確率だけなのだから。
これが、接触の確率とかいうと恐ろしく低くなるんだろうけど。
なにせ宇宙は広すぎる…らしい。
らしい、というのはどれだけ広いか観測できないから。
なにせ宇宙の端の情報(光)はまだ地球に届いていない。宇宙誕生以来経過した年数では光が移動しきれていない模様。
いかなる物質も光より早く移動できないが、宇宙そのものは超光速で膨張した時期がある(らしい)から。
この本のすごいところは、生命の発生はランダムなのかカオスなのか、という問題にも触れているところ。
生命にはいろいろ謎があって、なんで光学対照の片一方しか生物はつくらないんだ、とかなんで非対称なんだとか未だなにも分かっていない。
ランダムならもっとブレがあるはずだ、というのが一般の意見らしいけど。
じゃあカオスなの?となると方程式が導けないのでこれも決定打にかけるらしい。
個人的にはカオスなんじゃないかと思うんだが。
生命体がいるとしたらどんなん?ということには触れられていないですが、存在するorしないで何か言う前に確率ってものを考えるには良い本じゃないかと思います。
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